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仙台市工芸展のロゴマーク
仙台市工芸展のサイン
仙台市工芸展のサイン

仙台市工芸展

イベントのロゴマーク、バナー

仙台市工芸展のロゴマークや会場のバナー等のサインデザインです。

ロゴマークには、日本や和の「らしさ」や、仙台の工芸「らしさ」を取り入れつつ、観た人がイメージを広げる余地を多く残し、新鮮な気持ちで来場できるデザインを目指しました。

形は、ART&CRAFTSの&の記号をモチーフにして、「人と暮らしの間に存在する工芸品」「人から人へ繋ぐ贈り物としての工芸品」「様々な「間(あいだ)」にある」「様々なコラボレーション企画がある展覧会の特徴 」「様々な工芸品が集まる展覧会の様子」というようなことをヴィジュアル化しました。英語の使用は、世界に発信できる仙台の工芸品をという、グローバルな視点もあります。

白のラインは水引がモチーフです。水引は、調和と成長発展を願う古代中国の陰陽五行説や、手の5本指の形を表すという説があり、工芸や職人の手のイメージにも通じます。使用した色は黄海松茶(きみるめちゃ)といい、日本の伝統色です。宮内庁雅楽部や中世の役人、お祝いごとに身に纏うおめでたい色です。
「海松」というのは海藻のことで「みるめ」とも言い、平安朝の貴族は「見る目」とも連想しました。
毬にも見えるシンプルなロゴの形状は、観た人の想像を広げ、展覧会への期待感を膨らませます。


工芸へのポジティブなイメージを演出

工芸品は「幸せ」「祝い」という願いを込められて作られているものが多いのも特徴です。ロゴマーク採用後の第一弾のイベントのヴィジュアル展開には、その想いのイメージに強く持たせ、寂しさ漂う3月の街角に、工芸品とともに、春の訪れを感じる喜びや期待感、華やかさを演出しました。
デザインは、従来の展示会にありがちな、工芸品のイメージを強く打ち出したものとせずに、重ねや動きを感じるファッション性あるレイアウトで若い世代へアピールしました。

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